女子プロレス「スターダム」のワールド王座を初戴冠した〝闇に落ちた不死鳥〟上谷沙弥(28)が、〝ど真ん中〟宣言だ。
年内最終興行となる29日の両国大会で極悪軍団「H.A.T.E.(ヘイト)」の上谷が、中野たむからワールド王座を奪取した。王座戦から一夜明け「昨日は中野たむのぶざまな姿が見れて、そしてこの赤いベルト(ワールド王座)を巻くことができて最高の気分だよ」と高笑いだ。
ワールド王座戦では上谷が中野をチェーンで絞首刑に処し、最後は〝だまし討ち〟のような展開で王座を奪取し、観客から大ブーイングが起こった。
だが、上谷は「まあ、いろんな意見があるけどさ。私の歩く道がど真ん中だから、文句とかアンチは大歓迎。どうぞこれからも私の手のひらで転がされてください」と不敵な笑みを浮かべた。
2日後の来年1月1日にはWAVE新宿フェイス大会で自身が保持するレジーナ王座のV1戦で狐伯を迎え撃つ。「赤のチャンピオン様は正月から大忙しだね! 狐伯で相手になるかはわからないけど。とりあえずお前ら、防衛祝いのお年玉持って新宿フェイスに集合しろよ」と呼びかけた。
闇に落ちた不死鳥が新年から大暴れする。