第101回東京箱根間往復大学駅伝競走(箱根駅伝)の往路が2日にスタートし、早くも山上り決戦を期待する声が高まっている。
数々のドラマが生まれた5区山上りには、多くの注目選手がエントリー。2年連続8度目の優勝を目指す青学大は、経験豊富な若林宏樹(4年)を起用した。原晋監督は若林の走りで往路終了時点において、後続と3分以上の差をつけるプランを計画している。
王座奪還を狙う駒大は当日変更で、山川拓馬(3年)を5区に投入。前々回大会では区間4位の快走を見せており、青学大の背中を追う構えだ。前回大会3位の城西大は、5区に斎藤将也(3年)を起用。5区で2年連続間新記録をマークした山本唯翔(現SUBARU)を後釜として、櫛部静二監督が期待を寄せるランナーで有利にレースを進めることはできるか。
その一方で山の神候補だった創価大の吉田響(4年)は当日変更で2区に投入。国学院大は前半に平林清澄(4年)、山本歩夢(4年)と主力選手を相次いで投入するなど、各大学の駆け引き合戦は今大会も白熱。ファンからは「山上り5区今年は神様いるかしら? 妖精さんでもいいのよ」「箱根の山よ待っていろ!」「箱根は山勝負」「今年は山の神っているんですかね?」など、早くも期待の声が上がっている。