第101回東京箱根間往復大学駅伝競走(箱根駅伝、2日=5区間107・5キロ)の花の2区で、区間2位で歴代2位の1時間5分43秒をマークした創価大の吉田響(4年)が、最後の箱根路を振り返った。
吉田は東海大時代の1年時に箱根で5区2位と鮮烈なデビューを果たし、3年時の2023年春に創価大に編入。前回大会は5区9位だった。
今大会は当日変更で2区に投入され、1区終了時点で創価大は17位だったが、吉田が13人をごぼう抜き。2区で歴代1位の1時間5分31秒をマークした東京国際大のリチャード・エティーリ(2年)には及ばなかったものの、見事な走りを披露した。
レース後に吉田は、自身の「X」を更新し「箱根駅伝二区応援ありがとうございました!! 山の神になれなかったけど、それ以上にチームで勝つという夢のためにこの選択をとりました!! 悔いはありません!! 気持ち切り替えてチームの応援に全力を注ぎます!! 二区の応援ありがとうございました!!」とつづり、ハッシュタグには「#花の二区」、「#日本人歴代トップ」と添えた。
吉田の好走もあり、創価大は4区終了時点で3位となっている。