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【箱根駅伝】往路2位・中大が総合優勝を視野 藤原監督「守ってきた伝統と強さは間違っていない」

東スポWEB 2025年1月2日 16時39分

第101回東京箱根間往復大学駅伝競走(箱根駅伝、2日=5区間107・5キロ)で2位につけた中大は、1996年大会以来の総合優勝を視界にとらえた。

1区で吉居駿恭選手(3年)が「スローが嫌だった」と序盤から独走。1時間01分07秒の好タイムで区間賞を獲得すると、4区終了時点でトップをキープした。最終5区で青学大の若林宏樹(4年)に逆転を許したが、藤原監督は「我々の想定よりも上に行った。やっぱりこいつら強かったなというのが、本当に率直な気持ち」と頬を緩めた。

優勝を狙った前回大会はエントリー16人中14人が体調不良となり、総合13位に沈んだ。リベンジを見据える上で「1回崩れるとなかなか立て直す時間がかかるが、前のチームの分まで強かったことをまずは片道だが、証明できたことは非常に良かった」と一定の評価を下した。

総合優勝を争う青学大は3日の復路も強力な布陣で挑む。王者の壁は高いものの「我々の守ってきた伝統と強さは間違っていない。明日も同じように証明し続けたい」と気合十分。一時代を築いた名門が、令和の時代に史上最多を更新する15度目の頂点取りを目指す。

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