韓国キアムからポスティングでMLB移籍を目指すキム・ヘソン内野手(金慧成=26)が崖っぷちに立たされた。交渉期限の4日が迫る中、今だ朗報が届いていない。走攻守そろったKBO屈指の内野手として注目され、マリナーズ、パドレス、エンゼルスが関心を示しているとみられた。しかし、兵役扱いのキム・ヘソンは滞在制限の関係ですでに帰国。代理人関係者が米国での交渉継続をアピールしていたが、このままならキアム残留の可能性も高まり、挑戦は1年延期されることになってしまう。
しかし、最後まで望みは捨てない。昨年、同じくポスティングでMLB挑戦したコ・ウソクもまったく吉報が届かず、時間だけが経過した。それが締め切りのわずか7分前に滑り込みでパドレスとの契約に至った。
韓国メディア「SPORKI」は「コ・ウソクは7分前に契約を終えた。キム・ヘソンも複数球団の提案があるとみられ、最後まで交渉の綱引きが行われるとみられる。劇的ブザービートが成功するか」と前例を上げて期待を込めた。
米メディアでは「パドレスから契約が提案された」とも報じられている。残り2日で劇的ゴールとなるか。