第103回全国高校サッカー選手権3回戦が2日に行われ、高校年代の頂点を決める高円宮杯U―18プレミアリーグファイナルを制して優勝候補筆頭とみられた大津(熊本)が流通経大柏(千葉)戦(フクダ電子アリーナ)で1―2と敗れ、まさかの16強敗退を喫した。
大津は攻守両面で戦力が充実。圧倒的な優勝が予想されていたが、関東の雄、流通経大柏に大苦戦。FW山野春太(3年)に先制弾を許すなど終始苦しい展開で、1―2と競り負けた。
ダントツの優勝候補だった大津の敗退に衝撃が広がっており、ファンからなSNS上で「大津負けたのか大波乱だなぁ」「優勝候補の大津が負けて 上田西が矢板中央に2―0で勝ってベスト8だと!? 波乱すぎる」「大津負けたって!!!波乱」などと驚きの声が続々と上がっている。
今大会は、青森山田が初戦敗退するなど波乱劇が続いており、V筆頭候補の大津までもが準々決勝にたどり着けなかったことで、高校サッカー界の戦国模様が際立っている。