ボートレース大村の「ミッドナイトボートレースin大村7th 新春特選レース」は4日、準優勝戦が行われた。
村上遼(32=長崎)は予選を3位で通過し、準優9Rに1号艇で登場。スリットは中ヘコミとなり、カドから山口真喜子が仕掛けてきたが、冷静に受け止めて先マイ。舟の返りも上々で、スムーズに加速すると後続を振り切った。これで地元戦は3節連続の優出だ。
「足は上位。行き足はしっかりしています。ターン回りは初動の向きが良くなったけど、出口の部分は軽く感じた。そこの調整が必要です」と優勝戦は究極仕上げを目指す。
昨年は10優出を数えたが、Vに結びつけたのは1月桐生の1回だけにとどまった。2025年は記念戦線でもV争いに加わりたい勝負の年。この正月シリーズを制すれば一気に勢いがつく。「チャンスのある足。S勘はちょっとしたことでズレるので集中する」と意気込む。