阪神の新人全9選手が、6日、兵庫・西宮市内の若手選手寮「虎風荘」に入寮した。中でも、ドラフト3位ルーキー・木下里都投手(23=KMGホールディングス)は、〝ドタバタ入寮〟となったようだ。
前日5日には福岡市内の母校・福岡大野球場で自主トレ公開を行ったこともあり、寮には当日入り。自主トレ後には「なにもやってないです。ヤバイです」と全く準備ができていないことを明かしていただけに、この日は「今日来ました。(準備は)昨日と今日でやってきました。バタバタです」と苦笑いで語った。
また、「持ってきたいものは全部持ってきたと思います」としつつ、ベッドにはマットレスを敷いている新人選手も多い中で、木下はまだベットフレームだけの状況。「こっちに届くようにしてるので、何とかなると思います。何とかならなかったら、床で寝ます」とまさかの〝地べた寝〟を宣言していた。
その一方で、思い出の品として社会人時代のチームメートのサイン入りボトルを持参し、前夜は家族に加えKMGホールディングス時代の同僚と食卓を囲んだという。「野球もプライベートもずっと一緒にいたので。めちゃくちゃ応援してくださってて、『頑張ってこいよ』って言葉をチームメートに言われるとうれしいですし、頑張っていきたいです」と言葉に力を込めていた。