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【中日】井上新監督 年末年始はカニ&エビ〝爆食い〟…メディア味方にする「星野流」手腕に期待の声

東スポWEB 2025年1月7日 6時4分

中日は6日に名古屋市内の球団事務所で年賀式を行い、大島宇一郎オーナー(60)、吉川克也球団社長(68)、井上一樹監督(53)が年頭のあいさつを行った。

就任以来、中日ナインに「殻を破れ」とハッパをかけてきた井上監督は「昨年の暮れからお正月にかけてカニというカニ、エビというエビをさんざん食べてきました。自分の中で験を担いで、いろいろな殻を破って堪能してきました」とジョークを飛ばして雰囲気を和ませた。

一方で「チームスタッフ、フロント全てにおいて皆さんが今まで通りこんな感じでいいやではなく、新たな感じでそれぞれの分野で殻を破ってほしいと思います」。

フロント側にも現場と同じ意識を持つことを要望し「ドラ番の記者、テレビ、ラジオ、新聞ありますけどみんなもドラゴンズの色が変わったねと報道してもらい、ドラゴンズが輝かしい青になるように。僕も微力ながら信念を曲げずにやっていきたいです」とメディアの協力についても触れた。

「現場だけでなく会社、中日新聞社、ドラゴンズに関係するメディアも、みんな一緒になって頑張っていくということを言えたのはいい機会だった」と新指揮官は一丸ムードの流れをつくろうとしているが、実はかつて星野監督が行ったやり方に似ている。

星野監督時代をよく知るOBの一人は「星野さんは第1次政権の時は中山社長、第2次政権では佐藤社長と密に連携を取ってフロントと現場を一体化させていた。それに『マスコミも戦力や』とよく言っていて、メディアを巻き込んでのムードづくりもうまかった。井上監督はその時代を知っているからね」と〝星野流〟の影響を受けている可能性があるとみている。

星野監督は1次政権も2次政権も、就任1年目は前年Bクラスから2位に浮上させている。井上竜も3年連続最下位からの大逆襲となるか――。

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