コロンビアで2人を殺したとされる指名手配犯が8か月間逃亡の末、逮捕された。逃げ続けることができたのは「極悪非道なゴブリン」に祈り続けたおかげだったが、逮捕された朝は祈りを忘れてしまったという。コロンビアメディア「エル・ティエンポ」が8日、報じた。
コロンビア警察は8か月の捜査を経て、ウイラ県ピタリト市で「ケビン」ことケビン・オーランド・アリアス・フォレロ容疑者(23)を逮捕した。男性2人を殺害した容疑で2024年4月から指名手配されていた。
当局にとって、フォレロ容疑者が「極悪非道なゴブリンと契約を結んだ。つまり、人形を持ち歩いて、毎朝、祈っていた。今朝は、祈りをささげなかったために逮捕されてしまった。祈っていたら逮捕されなかっただろう」と告白したことは衝撃だった。
逮捕の際、警察は銃器、オートバイの他、ゴブリン人形だけでなく、妖精の人形やタロットカードなども押収した。ゴブリンは緑色の顔、大きな帽子、白と赤のしま模様のズボン、長い手、そして金髪のひげを生やしていた。
フォレロ容疑者は、殺人、武器の不法所持、強盗など11件の容疑がある。