楽天が8日、FAでヤクルトへ移籍した茂木栄五郎内野手(30)の人的補償としてプロ4年目・小森航大郎内野手(21)を獲得したことを発表した。
小森は21年のドラフト4位で宇部工高からヤクルトに入団。一軍初出場となった昨季は計4試合に出場し無安打に終わったが、ファームでは110試合に出場し打率2割5分2厘、2本塁打、23打点、24盗塁を記録。イースタン・リーグで盗塁王を獲得した。
ヤクルトでは未来の俊足遊撃手候補として期待されていた逸材。楽天は大学ナンバーワン遊撃手との評価を受けた宗山をドラフト1位するなど、移籍後も若きライバルとの競争が激化することは必至。
楽天ファンからは「快足打線組めそうやなー楽しみ」「一軍成績はともかく、ファーム成績がなかなかだな」「イースタン盗塁王で右打ちの内野手か いないタイプの内野手若手を取ってきた感じかな」と歓迎する声も相次ぐ一方、ヤクルトファンからは「今後のヤクルトを担う快足王が…」「突然のことで、とてもすぐには受け入れられません」「茂木取って篭りだすのかあ」「ヤクルト的には野手で一番期待していた選手ではなかったのかな?」「俺には理解できない」などと悲痛な声が殺到していた。