8日に都内のホテルで開催された「東京スポーツ新聞社制定2024プロレス大賞supported byにしたんクリニック」の授賞式に姿を見せたグレート小鹿(82)が、リング復帰を高らかに宣言した。
「授賞式はプロレスラーにとって夢であり、大きな励み。それが5年間開催されず、本当に残念でならなかった。今回開催してもらって本当にお礼を言いたい」と小鹿。久々に開催された晴れの舞台でスポットライトを浴びる後輩たちに刺激をもらったようで「俺も今年はやろうと思っているからね。2月の検査でOKが出たらリングに上がろうと思ってるんだ」と真顔で明かした。
小鹿は81歳だった2023年11月に大仁田厚らとの電流爆破デスマッチを決行。昨年も試合に臨む意向だったが、胃がん、大腸がん、ぼうこうがんの治療でリングに立てなかった。昨年暮れには風邪で熱が下がらず、2週間も外出禁止となったが、すっかり完治。生気にあふれた表情で授賞式に現れ、全日本プロレス時代の後輩・越中詩郎(66)から「昔、馬場さんに『いつまでやるんだ?』と聞いてこいって小鹿さんによく言われたけど、その小鹿さんはいつまでやってるんだよ」と突っ込まれるほど元気いっぱいだ。
2月の再検査で異常がなければという条件が付くが、傘寿レスラーの闘争心は衰え知らずだ。