元総合格闘家でボディービルダーのサマン・バギさん(34)がインスタグラムにジムの写真を投稿したことで居場所がバレ、借金取りに股間などを3発撃たれた。スペインメディア「ムルシア・トゥデー」が7日、報じた。
バギさんはジムでバイクをこいでいる写真を投稿した。1時間後にジムを出たところ、襲撃者に3発撃たれ、股間に当たってしまった。バイクにジム名が記されていたため、居場所がバレたのだ。
目撃者によると、銃を持った男は2日、スペインのマルベーリャにあるフィットネスジムから出てきたバギさんを待ち伏せしていたという。
最初の弾丸はバギさんの尻を切り裂き、陰茎をかすめたとみられ、2発目は背中に命中した。3発目は左脚に命中したという。
バギさんは大量に出血していたが、なんとかジムに戻った。覆面をかぶった黒ずくめの襲撃者が追いかけてきたが、銃が詰まったようで、命は助かった。バギさんは病院に搬送され、その日のうちに退院した。後遺症もなく完全に回復すると見込まれている。
バギさんは総合格闘家になる前は、モーターサイクル・ギャング「ヘルズ・エンジェルス」の一員だったという。意見の不一致によりギャング団から追い出されたとみられる。在籍中、脅迫したり、殴ったりして敵を作っていたとされる。また、ドイツのケルン、ドバイ、スペインなどを行き来し、インスタで派手な生活ぶりを公開していたが、多額の借金を背負っていたともいわれる。
敵は多いようで、以前も銃撃されたことがあるという。7日時点で犯人は捕まっていない。