全米野球記者協会に所属するフランシス・ロメロ記者が7日(日本時間8日)、自身の「X」(旧ツイッター)を更新。桐朋高校(東京)からNPBを経由せず直接メジャーに挑戦する森井翔太郎選手(18)について「アスレチックスが森井を獲得して1月15日に開幕する国際FAのトップとなる」と報じた。
同記者はアスレチックスの獲得候補選手として森井の名前とともに「遊撃エイデン・ジョンソン、外野手ブレイソン・ゲデス、ダーウィン・オズナ、そしてダークホースの右腕ヨルダン・ロドリゲスやエドウィン・メンドーサ」と列挙した。
また同記者が主宰する「ベイスボルFR」でも「森井は25歳未満の国際FAで14位にランクし、アスレチックスと契約金150万ドル(約2億4000万円)で契約する」と予想。日本の若き二刀流選手について「インパクトを与えられるパワーヒッターの潜在能力があり、強肩でもある。直球にも変化球にも対応できるスイングの持ち主。投手としては91~95マイル(約146~153キロ)を投げられる」と紹介している。
森井は高校通算45発の長打力に加え、最速153キロを誇る「大谷二世」。昨年10月のドラフト会議ではNPB各球団に「指名しないでほしい」と要請し、指名を回避。直接のメジャー移籍を目指している。