元SMAPの2トップが明暗を分けた。
俳優の木村拓哉(52)が再評価されている。中居正広(52)が女性トラブル報道でイメージが失墜する中、木村は大きなスキャンダルを報じられず、連続ドラマや映画で活躍しているからだ。
芸能関係者は「中居さんが女性トラブル報道で大きくイメージダウンしたことによる相対的な面もあるでしょうが、木村さんが再評価されています。昨年に旧ジャニーズ事務所が一連の問題で世間から批判されても独立せず、STARTO ENTERTAINMENTに残留。プライベートでは工藤静香さんと結婚後、2人の娘を育て、女性トラブル報道はない。生き馬の目を抜く芸能界で、女性には目もくれず、犬の散歩は欠かしません」とうなずく。
その所作も評価をされている。
「木村さんがユーチューブ番組で古着屋に行った時、服を広げて体に合わせた後、丁寧に折りたたんで元の位置に戻しました。行動としては当然のことですが、ちょっとした所作にその人柄が表れますからね」(前出関係者)
現在は主演映画「グランメゾン・パリ」(公開中)の宣伝を兼ね、多くのテレビ番組に出演している。
テレビ局関係者は「年末年始にかけて特番に出演し続け、ともすれば『ウザい』といった反感が上がってもおかしくないですが、そういう声も少ないです」と話す。
出演作では「何をやってもキムタク」と評された。2016年のSMAP解散騒動ではただ一人、事務所からの独立反対派で〝裏切り者〟と称された。
それでも腐らず、連ドラや映画に出演し続けた。高いプロ意識で周囲から尊敬のまなざしを集め、作品ごとに座長としてキャストやスタッフを引っ張ってきた。
〝キムタク株〟がここにきて急騰している。