サウジアラビア1部の名門アルヒラルがイングランド・プレミアリーグのリバプールに所属するエジプト代表FWモハメド・サラー(32)に熱視線を注いでいる。
今季限りでリバプールと契約満了となるサラーは先日、英メディア「スカイスポーツ」に対して「この6か月(クラブとの契約延長交渉は)何も進展していない」「今年で最後の年になる」と宣言し、退団の可能性を示唆していたが、この発言を受けてアルヒラルはサラー獲得に全力を注ぐ構えという。
英メディア「TEAMTALK」は「アルヒラルは(サラーに)アタックする準備ができているという」とし「アルヒラルは(ブラジル代表FW)ネイマールに別れを告げるつもりと言われる。9000万ユーロ(約146億7000万円)の移籍金で加入して以来18か月で7試合に出場しただけ。このストライカーは今シーズンで契約が終了するが、アルヒラルは延長するつもりはない」と報道。
さらに「アルヒラルはエジプト人FWにネイマールの代わりを務めてもらいたいと考えている」と指摘した。
サラーがサウジアラビア移籍を決断するかは不透明だが、フランス1部パリ・サンジェルマンなど欧州ビッグクラブもサラー獲得に意欲を示しており、この夏に大争奪戦が繰り広げられるのは間違いなさそうだ。