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青学大は「エキスポ駅伝」で実業団と真っ向勝負 原監督「ガチンコ対決を期待している」

東スポWEB 2025年1月10日 5時8分

東京箱根間往復大学駅伝競走(箱根駅伝)で2年連続8度目の総合優勝を果たした青学大は、先輩ランナー相手に真っ向勝負を仕掛ける構えだ。

正月の箱根路で「あいたいね大作戦」を成功させた原晋監督(57)は、駅伝界史上初めて大学と実業団の有力チームが直接対決する「EXPO EKIDEN(エキスポ駅伝)」(3月16日、大阪)について言及。出走メンバーは「流動的」としながらも「やっぱり優勝を狙っていきますよ」と力強く語った。

近年は箱根路で活躍したランナーが引き続き大学時代の指導者に教えを請うケースが増加。福岡国際マラソンで日本歴代2位の2時間5分16秒で優勝した青学大OBの吉田祐也(GMOインターネットグループ)も昨年1月から原監督に指導を受けており「実業団の監督はつまらない。ポリシーを持って育成するという意識がない」との見解を示していた。

それだけに「(実業団が)あの駅伝に外国人を使うととぼけたこと言うわけで、そこまでして勝ちたいのかと。腹立つわ」ときっぱり。並々ならぬ思いで青学大の強化に務めてきただけに「社会人は今の大学生の力を実際に肌で感じなさいと。日本人のガチンコ対決を期待している。受けて立つ、チャンピオンとして」と揺さぶりをかけた。

エキスポ駅伝は7区約55キロで争う一戦。箱根駅伝とは条件が大きく異なるが、王者は本気で日本のテッペンを奪いに行く。

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