ロッテからポスティングシステムでMLB移籍を目指す佐々木朗希投手(23)の新天地として、米メディアではダルビッシュと松井が所属するパドレスが有力候補に挙げられている。
ただ、パドレスはお家騒動の真っただ中にある。2023年11月に死去した前オーナー、ピーター・サイドラー氏の妻とその子供たち、サイドラー氏の兄弟の間で球団経営権を巡って訴訟が勃発。当然、所属選手だけでなく新加入する選手にとっては好ましくない状況となっている。
だが、パドレス専門メディア「Friars on Base」は9日(日本時間10日)に「サンディエゴは小規模な市場だが、パドレスが唯一のメジャースポーツチーム。スポンサー契約の枠を争う点で佐々木にはほとんど競争相手がおらず、選手とチームにとってウィンウィンになるだろう。彼は勝ちたいと思っており、それには適切な投手陣の助けが必要だ。サンディエゴはその3つの要求をすべて満たす準備ができている」と影響なしと伝えた。
佐々木の代理人を務めるジョエル・ウルフ氏は、本人が自身を成長させてくれるチーム環境を求めていることなどを明かしており、適合するのはパドレスだというわけだが…。令和の怪物はどんな決断を下すのか。