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被害拡大LA山火事 大谷翔平、山本由伸は大丈夫か…鎮火のメド立たず

東スポWEB 2025年1月10日 11時8分

【米カリフォルニア州ロサンゼルス9日(日本時間10日)発】ドジャースが本拠地を置くロサンゼルスが非常事態に見舞われている。

7日(同8日)に発生した山火事には7500人の消防団員らが消火活動に当たっているものの収まる気配はない。森林火災保護局によると少なくとも5か所で燃え続け、この日新たに別の場所でも山火事が発生した。特にロサンゼルス西部の「パリセーズ火災」や北部近郊のアルタデナ周辺で発生した「イートン火災」では、約110平方キロが焼け、鎮圧のメドは立っていない。すでに死者も5人出ており、バイデン大統領はこの日「過去最悪の山火事だ」と述べた。

大谷翔平投手(30)や山本由伸投手(26)らが所属するドジャースナインと家族への影響も心配される。8日(同9日)に発生したハリウッド近くの「サンセット火災」はドジャー・スタジアムから車で約20分の場所。鎮火こそしていないものの、消防団らによって市内への延焼は食い止められ、現在は避難命令も解除されている。

それでも、火災から離れていても多くの地域で灰や煙の影響が出ており、13万人以上が避難命令の対象となっている。さらに、米ビジネス専門サイト「ビジネス・インサイダー」によれば、この日時点で42万人以上に停電の影響があるという。強制避難地域周辺では水道水を飲まないように警告も出されている。

多くのドジャースナインが家を構えるロサンゼルスで発生した大規模災害。同市内に自宅があるタイガース・前田健太投手(36)の妻・早穂さんは、自身のSNSで「友人らの家が燃えてしまった」「火が見える…子供達の学校も今日と明日休校です」などと自宅から見える火災の様子などを投稿した。

まだまだ予断を許さない状況が続くが、一刻も早い終息が待たれる。

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