ロサンゼルスで7日(日本時間8日)に発生した大規模な山火事についてヘンリー王子とメーガン妃が、Sussex.comのウェブサイトで緊急の嘆願書を出した。
英紙エクスプレスが9日、報じた。
ロサンゼルスの壊滅的な山火事はあちこちで深刻な被害をもたらしており、すでに5人が死亡し、数千棟の建物が焼失。7500人の消防団員が消火活動を行っているが鎮火の気配はない。この日も新たに別の場所でも山火事が発生し、バイデン大統領は「過去最悪の山火事だ」と述べた。
そんな状況下でヘンリー王子夫妻はウェブを通じて「緊急事態が発令されました。支援が必要だと感じた方は、ここにいくつかのリソースとアイデアがあります。もし友人や愛する人、ペットが避難しなければならなくなり、彼らに自宅で安全な避難場所を提供できるのであれば、ぜひそうしてください。そして、障害のある人や高齢者の近所の人が避難するのに助けが必要かどうか必ず確認してください。何も残されなかった家族や人々もいる。衣類、子供用のおもちゃや衣類、その他の必需品の寄付をご検討ください。アメリカ赤十字社は現地で困っている人々を支援しています」と呼びかけた。
すでに米国のセレブ、パリス・ヒルトン、俳優ビリー・クリスタル、映画「プリンセス・ブライド・ストーリー」のスター、ケイリー・エルウィス、トークショー司会者のリッキー・レイク、アカデミー賞受賞ソングライターのダイアン・ウォーレンらが、火災で自宅が焼失したことを認めている。
ヘンリー王子とメーガン妃は、宿泊予約会社Airbnbと、住宅アドバイスを提供する非営利団体211LAが、避難民に無料の仮設住宅を提供するために提携したと語った。またアーチウェル財団のパートナーであるワールド・セントラル・キッチンは、救急隊員と被災者に食事を提供しているとも付け加えた。
リストには、消防士を支援しているカリフォルニア州消防局とロサンゼルス消防局財団、避難した動物の保護を行っている動物福祉財団も含まれている。
モンテシトのヘンリー王子夫妻の邸宅も「高度火災リスク」の対象になっており、一家は避難の準備に入っていると報じられている。