東京美容外科統括部長の麻生泰氏が10日、Xを更新し、「Xをしばらく離れます」と投稿を休止することを明らかにした。
東京美容外科の女性医師が先月、グアムで行われた解剖研修で、献体をバックにしたピース写真をSNSに投稿し、炎上。麻生氏は謝罪し、自らが死亡した場合の献体や脳死と判定された場合の臓器提供などの意向を表明したが、収まる気配はなかった。
麻生氏は「今回、炎上を経験して如何に自分の失言が物事に影響を及ぼすのかを鑑みた時に、このツールには何のメリットも無かったなぁと実感しました。医師の退職が3名。入職が確定していた医師が2名辞退され、新たな銀行との取引も白紙になりました。元々、ガーシーさんからは、僕はXは向いてないからやめるようにアドバイスを受けていました。しかしクリニックの広告になるからと意地を張っていました」と交友が深いガーシー(東谷義和)元参院議員からも助言を受けていたという。
自身への誹謗中傷にも苦しんだといい、「自業自得と言われればそれまでですが、ただ、あなた方の発言のその向こう側には生身の人間が存在し、傷つく人がいる事を知っていて欲しいと思います。沢山応援や励ましのDMも頂きましたが、このツールに向き合う時間で他に楽しい事をやっていきたいですし、他に生きがいもありますのでこういう決断となりました。僕のツイートを楽しんでくれて居た方とは、またどこかで他のツールでお会いしましょう」と長文を寄せた。この日は麻生氏の誕生日でもあった。