〝邪道〟大仁田厚(67)が10日、長崎県警から1日通信司令官を委嘱され、110番の適切な利用を呼びかけた。
故郷に凱旋した大仁田は、長崎県警地域部長の杉本正久警視に1日通信司令官を委嘱され、早速通信司令室に入室。デモンストレーションで110番通報を受信し、指令を出した。
大仁田は「長崎県警の通信司令室で、1日平均270件の110番通報があるそうです。その中で最近残念なことに、イタズラ電話や無言電話、緊急性の低い電話が増えているそうです。本当に緊急の事件事故対応の初動に遅れが生じる。だから絶対にしないでください!」と呼びかけた。
また、自身の体験談を披露。「実は年末、財布を落としたんです。その時、どこに連絡すれば良いかな? 110番にかけようかな?と思ったけれど、交番に届けました。俺みたいに迷った時は、#9110番に電話すれば相談できるので、こちらもぜひ活用してください!」と具体例を挙げ、適切な使用を訴えた。
しかし、落とした財布については「まだ戻ってこないんだよ…」。
大仁田は適切な110番の利用を呼びかけるYouTube動画の公開撮影にも挑戦。長崎県警のマスコットのキャッチくんをセコンドに従え、長崎県のマスコット・がんばくんと共に登場したバリアフリープロレスHERO所属のワイルド・ベアーと、県警内の特設リングで「正しい110番対決」を行った。
この模様は後日、長崎県警のYouTubeチャンネルにアップされる予定。