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【和歌山競輪・GⅢ和歌山グランプリ】地元・石塚輪太郎は脱力をテーマに「決勝に乗って〝取る、取らない〟の勝負を」

東スポWEB 2025年1月10日 17時58分

和歌山競輪の大阪・関西万博協賛GⅢ「開設75周年記念 和歌山グランプリ」が10日に開幕した。一次予選4Rで1着とした地元・石塚輪太郎(31=和歌山)の今年の地元記念のテーマは〝脱力〟だ。

「毎年、あっせんが入る前から地元記念に向けて気合を入れて準備して、ってやっていたんですけど、気持ちが入りすぎて空回りしたり、勝ちにこだわりすぎて失敗することが多かったので」

初日はS級初戦が地元記念という後輩・原田翔真の番手回り。その原田が果敢に主導権を握ると「最後は翔真が苦しそうだったので」と、その思いに応えてタテに踏み白星スタートを切った。「今年は普段通りに走れたし、ほどよい緊張感でした。自転車も進んでいるし脚の感じはいいですね。気持ちも落ち着いていると思います」と手応えは上々だ。

とはいえ、胸に秘めている思いは今まで以上のものがある。「地元記念はまだ決勝に乗れていないので、まずはそこを目指して。そして決勝に乗って〝取る、取らない〟の勝負をしたい」と明確な目標を打ち明けた。

2日目(11日)の二次予選9Rは中西大の気持ちを受けて番手回りに。取りこぼすことなく勝ち上がり、翌日の準決勝、さらに次の決勝へ弾みを付ける。

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