日本サッカー協会(JFA)の技術委員会が10日に行われ、アクチュアルプレーイングタイムが議題となった。
2025年初の委員会後、都内で取材に応じた影山雅永技術委員長は「アクチュアルプレイングタイムが少ない、(欧州の)5大リーグと比べると。その原因について技術委員会で議論しさせてくださいと(Jリーグから提案があって)映像を使ったり、原因だとかを話し合った。プレーとは離れたところで、サッカーの魅力を失うことはやめるべきで、そのためにどうするかという議論ができた」と語った。
その中で、レフェリーのジャッジや時間稼ぎについて変えていく必要があるなどの話し合いが行われ、ロングスローも話題になったという。
影山委員長は「(ロングスローやFKなど)セットピースで、点を取るためにさまざまな工夫をしていくのは当然。ただし(準備などで)時間の浪費になってしまって魅力がなくなるようであれば、それは対策を考えないといけない」との見解を示した。
さらに「ロングスローをする時に何が起こるのだろう、ゴール前でという間も含めて、反対しているばかりではないのかと」とも語った。