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【箱根駅伝】5区侵入の中国人インフルエンサーを母国メディアも糾弾「精神に完全に反している」

東スポWEB 2025年1月10日 20時40分

第101回東京箱根間往復大学駅伝競走(箱根駅伝)の往路(2日)で起きた中国人インフルエンサーの違反行為に、母国メディアも厳しい見方を示している。

山上りの5区で往路優勝と総合優勝を果たした青学大の若林宏樹(4年)が山道を駆け上がる中で、中国人インフルエンサーの沈烏賊が車道を走りながら動画を撮影。大会を主催する関東学連はかねて「車道上での応援は危険です。必ず歩道から応援してください」などと呼びかけていただけに、動画が拡散されると批判の声が相次いでいる。

中国メディア「網易」は「中国人のインフルエンサーが箱根駅伝のコースに侵入し、ランナーを密着して動画撮影!日本のネット民は怒っている!」との見出しで記事を掲載。「別の言い方をすればこの事件は、春節の祝賀会に日本人が乱入してトラブルを起こしたようなもの。当事者であるネットユーザーとその友人たちの行動は、箱根駅伝の精神に完全に反している」と糾弾した。

騒動後、沈烏賊は動画を削除した上で「ランニングを愛する友人の皆様に心よりお詫び申し上げます」などと謝罪。しかし、騒動は日本だけでなく中国にまで広がってしまった。

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