ボートレース下関のGⅠ「海響王決定戦 開設70周年記念」が11日に開幕する。
菅章哉(36=徳島)は2023年9月のからつGⅠ70周年での優勝戦FによるペナルティでF休み明けの同年12月から1年間、GⅠ・GⅡは選出除外となっていた。
今節は同年11月鳴門70周年以来1年2か月ぶりのGⅠ復帰戦。「テンションは上がっています」と目を輝かせている。
相棒は2連率30%の31号機。「チルト3度で乗ってみたけど、もう少し伸びてほしかった」と物足りない感触。昨年11月の前回当地戦は優勝。4日間の短期決戦で伸びを上位級に仕上げてV。優勝戦で3コースから一気に内2艇をのみ込んで1着をもぎ取ったのをはじめまくりで3勝と猛威を振るった。
「前回のエンジンの方が良かった。今回のチルト3度と前回のチルト0度で伸びは同じくらいに感じる。前回くらいの伸びに仕上げたい。前節で転覆しているのが気になるけど、まずは自分のセッティングにしてからですね」と求めるものは明確。いつも通り強伸び仕様に仕上げて久しぶりのGⅠでも存在感をアピールする。