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菊池雄星〝泥酔写真〟もご愛敬の多忙オフ 古巣・西武から「どうしてベルーナには来ないのだろう」の声

東スポWEB 2025年1月11日 5時8分

アストロズからFAとなり、エンゼルスと新たに3年6300万ドル(約99億5400万円)契約を結んだ菊池雄星投手(33)が故郷である岩手に帰省している。

今オフは11月に自費を投じて母校の岩手・花巻東に隣接する土地に複合野球施設「King of the Hill(K・O・H=キング・オブ・ザ・ヒル)」を立ち上げ、オープニングセレモニーに参加。「この場所からプロ野球選手、メジャーリーガーが出るのは一つの目標だが、社会を支えるリーダーを育てていきたい」と念願の施設を造った意図を語っていた。

昨年末には夫人同士が仲のいいパドレス・ダルビッシュ有投手(38)とともに両家族で旅行。旅行先で自らが泥酔した写真をダルビッシュが後日「※写真は本人許可済みです」というちゃめっ気たっぷりの一文を添え、X(旧ツイッター)でアップしたことも大きな話題となった。また、菊池は年末年始に友人の結婚式へ参加するため、家族で行ったメキシコ訪問をSNSで報告している。

現在はビザ取得のため再び帰国中。9日に花巻市が「女子野球タウン」に選ばれ、その調印式に出席するなど多忙な日々を送っている。

今後は、そのまま実家のある盛岡に滞在しながら自身が立ち上げた「K・O・H」で西武の後輩・高橋光成投手(27)らと自主トレを行っていく予定だ。

短いオフの間に日米、そしてメキシコを勢力的に飛び回っている。その一方で、こうした菊池の近況を報道等で見聞きする古巣の西武関係者からは「どうしてベルーナドームには来ないのだろうか」という素朴な疑問がわき上がっているのも事実だ。

確かに2018年オフに西武からポスティング・システムを使ってマリナーズへ移籍して以降、菊池が古巣施設を訪れたという報告は届かない。個人的にかわいがる高橋光、平良ら一部中堅投手を除けば、19年以降に西武へ入団した若手は菊池と面識はなく「ライオンズのOB」であることすらピンとこない選手も増えている。

チーム関係者からは「雄星が岩手を大切に思う気持ちは十分分かっている。でも時々、所沢にも顔を出して後輩に刺激を与えてやってほしい」という要望も出されているのだが…。菊池と古巣・西武の〝微妙な距離感〟は気にかかるところだ。

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