一般財団法人東京スポーツ新聞格技振興財団は10日、東京・文京区の全日本柔道連盟(全柔連)で柔道のパリ五輪金メダリストに対する表彰を行った。女子48キロ級の角田夏実(SBC湘南美容クリニック)、男子66キロ級の阿部一二三(パーク24)、同81キロ級の永瀬貴規(旭化成)に代わり、全柔連の中里壮也副会長兼専務理事へ、表彰状と報奨金が贈られた。
角田は初V、阿部、永瀬は連覇の快挙。一方で2021年東京五輪では9個の金メダルを獲得したものの、パリは3個に終わった。中里氏は「結果については、いろいろなご意見があると承知している。ただ選手は本当に一生懸命やってくれた。もちろん満足のいく結果とは言えないので、次の五輪に向けて精進していきたい」。3年後のロサンゼルス五輪での〝リベンジ〟を誓っていた。