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【高校サッカー】東海大相模誇るロングスロー名手・佐藤碧 連投疲労解消で肩万全「国立で観客を沸かせたい」

東スポWEB 2025年1月11日 6時13分

第103回全国高校サッカー選手権は11日に国立競技場で準決勝2試合が行われる。流経大柏(千葉)と対戦する初出場の東海大相模(神奈川)擁する、今大会話題となっているロングスローの名手DF佐藤碧(3年)が、〝登板〟へ向けて中6日でしっかり調整してきた模様だ。

東海大相模は、初出場ながら準決勝まで駒を進めた中、佐藤の超絶ロングスローが一つの武器となっている。東北学院(宮城)との3回戦(2日)ではゴールへとつながるスローイングを披露したが、4日の準々決勝・明秀日立(茨城)戦では得点には結びつかなかった。

準々決勝後、佐藤は「自分が一番注目されているのはロングスローだと思っていて、今は少し肩が痛いけど、1週間あるのでリカバリーして国立で観客を沸かせたい」と本調子ではなかったことを明かしていた。3回戦から準々決勝までわずか中1日だけに「こんな連チャンで投げることがなかったので初めて疲労がきたのかなと思う」と自己分析した。

しかしプロ野球の先発投手ばりの間隔で迎える準決勝。野球部の同級生から調整法や投げ方を改めて伝授してもらい、しっかり肩を整えてきた。

準決勝の相手は高校サッカーの上位常連校だが、「とても強い相手。自分はフィジカルも売りなので、そこでも負けないようにしたい」。自慢の〝長距離砲〟でチームのさらなる快進撃へとつなげていくことができるか。

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