ボクシングの世界スーパーバンタム級4団体統一王者・井上尚弥(31=大橋)と24日に対戦予定だったIBF&WBO同級1位サム・グッドマン(26=オーストラリア)が再び負傷したため、同陣営は11日、試合をキャンセルすると発表した。
グッドマンは練習中に左目の上を負傷。昨年12月に試合を延期したときと同じ箇所から血が噴き出したという。オーストラリアメディア「FOX SPORTS」は「グッドマンは取り乱し、トレーニングとプロモーションチーム全体が崩壊した」と報じた。グッドマンのプロモーターを務めるノーリミットのマッド・ローズ氏は「今後24時間以内に整形手術を受けさせなければならない」と語った。
東京・有明アリーナで開催予定の興行は実施される見込みで井上は代役と対戦すると見込まれているが、この事態にネットやSNS上では「井上は無駄な時間をすごしてしまった」「年間スケジュールも見直さないといけないだろう」「仕方ないけどグッドマン側の調整は稚拙さを感じるね」との声が出ていた。
さらに「2度目なので問題がある」「繰り返して裂傷を起こすなら試合をしても無効試合になっていたかも」「もうグッドマンとの対戦は組まないで」「逃げただけじゃないですか」「100%負けるとわかっているから試合をしたくかなったんでしょ」「同じ理由ってなると?ただ調整不足で減量できないから?とか別の理由では」との意見も書き込まれていた。