ドジャースのフレディ・フリーマン内野手(35)とチェルシー夫人が10日(日本時間11日)、カリフォルニア州ロサンゼルスや周辺で発生した山火事の救援活動を支援するため、寄付金を贈ったとして、米スポーツ専門局「ESPN」のジェフ・パッサン記者らが報じた。
同記者は自身のX(旧ツイッター)を更新。フリーマン夫妻はロサンゼルス消防局財団、パサデナ消防署、救世軍の3団体へそれぞれ10万ドル、計30万ドル(約4700万円)の寄付を行ったとして「善人による善行」と称賛した。
ロサンゼルスでは7日(同8日)に大規模な山火事が発生。強風の影響などで被害は拡大し続け、これまで死者10人、住宅など9000棟が消失し、18万人以上が避難命令の対象下となるなど、いまだ解決の見通しは立っていない。
フリーマンは自身のインスタグラムを頻繁に更新。前日9日(同10日)にもストーリーズで消防士2人の写真とともに「THANK YOU FIREFIGHTERS!(ありがとう、消防士の皆さん!)」とつづり、消火活動の第一線で奮闘する消防士に向け、感謝を述べていた。
また、フリーマンや大谷翔平投手(30)、山本由伸投手(26)らが所属し、ロサンゼルスに本拠地を置くドジャースは10日(同11日)、山火事に対する当面の取り組みを近々発表するとし「この悲劇の最前線で活動する全ての救援者に感謝するとともに、ドジャース組織の我々も含め家や財産を失った何千もの家族とともに深く心を痛めおります」との声明を出した。
SNS上では今回のフリーマンの行いに対し、「フリーマンは漢」「好感度しかない」「迅速な対応 さすがフリーマンご夫妻」「人間力が違う」「フレディは本当に素晴らしい!」「カッコよすぎるーーー!!」「これが私のワールドシリーズMVPだ」と称賛する声が相次いでいる。