西武の新人合同自主トレが11日、ベルーナドームに隣接する球団施設で始まった。
ドラフト1位の斎藤大翔内野手(17=金沢高)、同2位の渡部聖弥外野手(22=大商大)ら14人(支配下7人、育成7人)のルーキーはランニングメニューやストレッチ、キャッチボール、打撃練習などに取り組んだ。
初日のトレーニングを視察した西口文也監督(52)は遊撃の源田以外に野手のレギュラーが固まっていない状況に照らし「はっきり言えば、(開幕一軍は)大いにチャンスはあると思う」とした上でこう語った。
「そういうチャンスをつかみ取れるように頑張っていって欲しい。焦らずケガが一番怖いので、2月1日のキャンプインに向けてしっかり調整してほしい」
対象は2位・渡部、4位の林冠臣外野手(22=日本経済大)の大卒組になるだろうが、各ポジションとも抜けた存在のいないレギュラー争いに下からの〝突き上げ〟を期待していた。