阪神・中野拓夢内野手(28)が、11日に愛知・岡崎市の岡崎レッドダイヤモンドスタジアムで自主トレを公開。ショートダッシュやキャッチボール、打撃練習などで約2時間、汗を流した。「本当に昨年が悔しいシーズンというか、情けないシーズンだったので。2025年は何としてもやり返すっていう気持ちを持って、自主トレからいい形で動けてると思います」。
昨季は全試合出場を果たしたが、プロワーストとなる打率2割3分2厘、32打点、6盗塁。今オフの課題として打撃を挙げ、「下半身をつかうトレーニングをしながらバッティングにつなげていくというか。コンパクトにバットが出せるようにということを意識しながらやっています」と語った。
その上で、6日からスタートさせた岡崎での自主トレに手応えを感じているといい、「スイングスピードも出ていると思いますし、充実した日々を送れているので。順調に来てるかなと思います」とうなずいた。
25年シーズンは昨季に続いて選手会長を務める中野。「1年目は個人的にも奮わない結果で、チームを引っ張れなかったので。2025年は監督も変わりましたし、新しい気持ち、チームを引っ張るという気持ちでやっていきたいです」と言葉に力を込めていた。