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【広島】坂倉将吾が自主トレ公開 今季は投手陣との更なるコミュニュケーション強化めざす

東スポWEB 2025年1月11日 16時48分

広島の坂倉将吾捕手(26)が11日、高知自主トレを公開した。

今年で3年目の同地での鍛錬は、午前中は走り込みなどトレーニング中心、午後からはノックや打撃など実技練習が中心。後輩の同僚・韮沢雄也内野手(23)、玉村昇悟投手(23)と、じっくりと汗を流した。

昨季はチームトップの12本塁打、打率2割7分9厘と〝打てる捕手〟としての期待も背負う一方、坂倉が、あくまで最優先に考えているのは「捕手」としての役割。チームの優勝へむけ「もう少し投手陣と話をして、どういう投球をしたいのか、こっちがどういうことを求めているのかも話していきたい」と今季は、さらに投手陣とのコミュニュケーションを密にするつもりだという。

昨季終了後には「いつかやらなきゃ、いけないと思っていた」と右ヒジのクリーニング手術を行った。これまでの戦いでたまった〝錆び〟を取り除き、捕手として、もうワンランクを上を目指すためでもある。昨年11月末にメスを入れた患部のリハビリは良好で、昨年末にはキャッチボールを再開。「本番は開幕なので、そこまでには間に合うかなと思う」と、現在すでに30~40%の出力で、キャッチボールの距離も40メートル程度にまで伸びた。

投手陣との共同作業でもある盗塁阻止率は、昨季、リーグ3位の3割8分5厘を記録。「(盗塁阻止率は)4割をしっかり目指して」と防御力を向上にも意欲を示した。

121試合に出場した昨季、捕手としては、先発マスクを被ったのは64試合。持ち味の打力を生かすために今季も一塁との併用の可能性が高いなか9年目の今季は再度、捕手として出場試合増を目指す。

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