俳優の吉村界人（３１）と三河悠冴（３０）が１１日、都内で行われた主演映画「Ｗｅｌｃｏｍｅ Ｂａｃｋ」公開記念舞台あいさつに登壇した。
本作は新人ボクサー「テル」と、〝弟分〟の「ベン」によるボクシングロードムービー。川島直人監督の指揮のもとで、遠藤雄弥、優希美青、松浦慎一郎らも出演した。
川島監督は「一安心」と安堵の表情を見せ「減量やボクシングの準備で、通常の映画よりは（時間が）かかりました。常にジムに通って役もいれて…っていう。１年半くらいはかかりましたね」と撮影期間を振り返った。
キャスト一同は、撮影を終えてもボクシング熱が冷めないようで、三河は「練習してプロテストに合格しました」とまさかの報告だ。第２代ＲＩＳＥスーパーライト級王者で、現役プロボクサー・左右田泰臣選手の指導を受けていたようで、会場からは驚きの声が上がっていた。
吉村は「余裕がなくて撮り切ることに必死でした」と明かしつつ「ボクシングは父がやっていたっていうことを聞いていて、運命のようなものってあるのかなって。忘れられない作品になったと思っています」と語った。