バレーボールの全日本高校選手権4日目(11日、東京体育館)、女子準決勝で12年ロンドン五輪銅メダルメンバー・大友愛氏の長女で主将の秋本美空(3年=共栄学園)が大爆発だ。
19大会ぶりの優勝を目指す共栄学園は、前回大会覇者の就実(岡山)と対戦。秋本は第1セットから連続サービスエースなどで得点を奪取し、25―17で先取した。第2セットは21―25で落としたが、第3セット以降は要所で得点を重ねた。最終的には42得点を挙げ、セットカウント3―1で決勝進出を決めた。
高校1年時には日本代表候補に選出されるなど、世代を代表するエースはスタンドで見守る母の前で躍動。試合後には「去年優勝した就実という強いチームに自分たちのプレーで勝つことできて、本当に良かったと思っている。笑顔で楽しんでやろうと声をかけた。決勝に行っていた先輩たち、行けなかった先輩たちのためにも頑張って自分たちが絶対に優勝したい」と決意を新たにした。
この活躍ぶりは多くのファンが反応。「共栄学園の秋本美空選手のバレーは気持ちがいいね」「秋本美空主将のエースとしての活躍が光る試合だった」「古賀(紗理那)の後継者は彼女かもしれん」「秋本美空ちゃんの無双ぶりすごすぎる!」「これは全日本女子の宝だわ。お母さんの銅メダル超える可能性もゼロじゃない」などの声が上がっている。