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【高校サッカー】流通経大柏が決勝進出 亀田歩夢は前橋育英戦に燃える「先輩たちの借りを返す」

東スポWEB 2025年1月11日 19時3分

第103回全国高校サッカー選手権の準決勝(11日、国立競技場)で、流通経大柏(千葉)が東海大相模(神奈川)を1―0で下し、13日の決勝で前橋育英(群馬)と対戦することが決まった。

前半42分に流通経大柏は、ロングスローからの流れでMF和田哲平(3年)がPKを獲得。これをMF柚木創(3年)が冷静に決めて先制し、前半を1―0で折り返す。後半もロングスローが武器の東海大相模からの攻撃を封じ、完封勝利を収めた。

試合後に、決勝点を決めた柚木は「特に前半は、自分たちのサッカーができないまま相手に押し込まれる苦しい時間帯が続いた。PKというチャンスが回ってきた中で、自分が決め切れて、チームとしても勢いに乗れたと思う」と納得の表情を浮かべた。

また、J2富山内定で今大会3得点のMF亀田歩夢(3年)は、この日はゴールを決められなかったものの、後半開始直後にポスト直撃の強烈なシュートを放つなど存在感を示した。「今日は厳しい試合だったけど、失点せずにしっかり勝ち切れたのは、自分たちの強みだと思うので。あまり(試合展開が)良くなくても勝てるのがすごくいいところなので」と力説した。

第96回大会の決勝で、流通経大柏はDF関川郁万(J1鹿島)ら現在Jクラブ所属の選手を擁したものの、前橋育英に0―1で敗れた。17大会ぶり2度目の優勝に向けて、亀田は「96回大会で負けてしまっていて、そこの悔しさもある。その先輩たちの分も自分たちが借りを返すというところで、必ず前橋育英に勝ちたい」と力を込めた。

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