元大阪府知事で弁護士の橋下徹氏が１１日、関西テレビ「ドっとコネクト」に出演。女性とのトラブルが報じられた中居正広がお詫びコメントを出した件についてコメントした。
中居のコメントについては、中盤に記述された「示談が成立したことにより、今後の芸能活動についても支障なく続けられることになりました」という一文が物議を呼んでいる。
橋下氏は「この文章が『今後も芸能活動をやっていきますよ』という宣言じゃないかということで、多くの法律家が『これはおかしい』『こんな文章はいらない』という意見も多いんですけど、僕は今までの経緯だと見ている」と指摘。
橋下氏は示談が成立してから今に至るまでの経緯の説明であると分析し「だから『今後』じゃなくて『その後』だったのかな。『その後芸能活動をやってきましたけども』と。ただそれが『自分の感覚もズレていたところがあるかも分からない』というような文章が入っていれば（分かりやすかった）。示談成立してから、中居さん芸能活動されてたじゃないですか。その経緯の説明だと僕は思ってます。『今後もこういう問題関係なくやっていきますよ！』っていうようなことではないと思う」と解説した。
その上で「ただそれは中居さんの最終責任があるんだけども、これをチェックした人が完全にミスしたんじゃないのかなと僕は思うんですけどね。『示談成立してから今に至るまで番組に出てきたけども、これはちょっと感覚がズレていたかも分かりません』というような話であれば全く問題なかったと思う」と私見を述べた。
さらに「今後も芸能活動をやっていきますよ」という宣言ならば文末に入るはずとも語り「この（文章の）間というところはこれまでの経緯だと僕は解釈してるけど、いろんな解釈があるような文章にしたこと自体が、ここはミス」と感想を語っていた。