卓球女子で世界ランキング29位の木原美悠(木下グループ)が3年ぶりのVに王手を懸けた。
世界ツアーのスターコンテンダー・ドーハ(11日、カタール・ドーハ)のシングルス準決勝で木原は同39位の陳熠(中国)と対戦。3回戦で日本のエース・早田ひな(日本生命)を破った180センチの長身選手を相手に第1ゲームを8―11で落とす。回転量の多いボールに苦戦したが、第2ゲーム以降は徐々に対応。11―6で試合を振り出しに戻すと、第3ゲームを11―8、第4ゲームを11―7で連取して決勝進出を決めた。
この結果を中国メディアも相次いで報道。「捜狐」は「木原美悠はフォアハンドの練習を積んできており、フォアハンドがよくなってきた。この試合は両者の技術力の競い合いだけでなく、精神力の競い合いでもあった」と試合を分析した。
X(旧ツイッター)では「木原美悠」が一時トレンド入り。「木原選手やりましたね。優勝まであと1つ!」「好調に勝ち上がってきた陳熠選手だったけど、木原選手落ち着いてて強かった~」「決勝頑張って勝ってほしい」などの声が上がっている。