お笑いタレントのほんこんが21日、ラジオ大阪「土曜の午後は、トコトンほんこん!」に出演。「ダイアン」津田篤宏が提唱した「THE SECOND~漫才トーナメント~」の改革案に異を唱えた。
きっかけはダイアンのラジオの発言から。相方のユースケが「M-1」ラストイヤーだった結成15年目の漫才師について「そこが『SECOND』にバーッとまた(行って)。年々増えて行ってっていうことですよ」と指摘。
津田は「上限がないんやったっけ。それ設けた方がええと思うねん」「(結成16年以上)25年以下とか」と改革案を示し「あまりにも『M-1』終わりたての子が出てくるわけやんか。トム・ブラウンも出れるわけやん、極端な話。そうなったら、『SECOND』のせっかくチャンスあった人間が、バリバリのヤツに来られたらってなるわけやんか」と感想を語っていた。
これにほんこんは「みんなきっかけが欲しいのよ。売れたいっていうね。『M-1』は(上限は結成)15年やろ。15年で1回も出られない人もいれば、出れる人もおる。決勝に上がらんでも、予選で面白い人もいっぱいいてるやん。その人らが15年目やったらどないやねんという話」と苦言。
続いて「津田の言い方やったらね、『トム・ブラウンみたいな現役バリバリがすぐ行ったら』って。ほな、『SECOND』のやつは現役バリバリちゃうんか?と俺は言いたい」と私見を述べた。
その上で「俺はそういうきっかけがあることが、漫才全体の活性化になると思ってるから。これを何を言うてんねん。なら、15年目で終わって20年目からってなったら、この5年間で辞める人もおるやん。そういうことを考えたら、こういう物言いというのはどうなんかな?って俺は思って」と批判した。
さらにダイアンも賞レースには縁がなかったが、面白いと思ったスタッフやヒット企画に「引き上げられ」て売れたと指摘。「そういうことを考えたら、ダイアンもお前ら、今飯が食えるから、そういうことが言えんのか?って思った」と顔つきをこわばらせた。