”日本酒タレント”として活動する元ＮＭＢ４８の高野祐衣（３１）が１１日、大阪・なんばのＹＥＳ ＮＡＭＢＡ広場で自身がプロデュースしたお酒「ＤＢ‐６９ Ｐａｒａｇｒａｐｈ ｙ（ｕ）ｉ ２０２４」の発売会を開催。この会場は、かつてステージに立ったＮＭＢ４８劇場の前で、当時のファンを中心に約１００人が訪れ、用意した商品が完売する盛況となった。
高野はお酒のパッケージのイラストにもあるような艶やかな着物姿でお客様に対応。「ＮＭＢ４８劇場のスタッフさんがどぶろくを買ってくださったり、劇場支配人の金子さんも顔を出していただいて母校に帰って来たような感じで嬉しかったです。５時間、外での販売会だったので寒さが大変でしたが、昔のファンの方が、卒業して１０年もたったのにこうして来てくださって温かい気持ちになりました」と話した。
今回、発売したお酒は古来から伝わる濁酒（どぶろく）の製法を現在に生かし、クラフトビールなども製造する大阪市西成区の醸造所「Ｄｅｒａｉｌｌｅｕｒ Ｂｒｅｗ Ｗｏｒｋｓ」とコラボ。”Ｂｅａｕｔｙ”をテーマに美容成分を意識しつつ、飲みやすさを両立しているのが特長だ。濁酒の核となる醪（もろみ）は吟醸づくりを踏襲し、ビタミンＣとβカロテンを豊富に含んだ岐阜県産富有柿を加えている。
高野は日本酒の魅力を発信するとともに「特に女性に向けて日本のおいしさを伝えたい」との思いで２０２２年に東京・西浅草に酒屋「ゆい酒店」を開業。今年３月には同店近くに日本酒と食が楽しめるお店を開く予定だという。