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【MLB】キム・ハソンFA去就未定…韓国メディアから失望の声「関心自体が消えている」

東スポWEB 2025年1月11日 21時58分

パドレスからFAとなっているキム・ハソン内野手(金河成=29)が大苦戦を強いられている。2月のスプリングトレーニングが迫っている中、いまだ移籍先が未定となっており、交渉が難航。韓国メディアの間からは失望の声が漏れ始めている。

韓国メディア「スポーツ朝鮮」は「キム・ハソンとボラスの致命的な判断ミス…関心自体が消えている」と見出しを付けて報道。「1月中旬の時点でもまだ契約ができないでいる。具体的に関心を示すチームも存在しない。現地メディアの見通しは刻一刻と変わるが、ずっとキム・ハソンに不利な方向に流れている」と指摘する。

キム・ハソンは2023年にユーティリティー部門でゴールドグラブを受賞するなど、守備ではMLB最高水準という評価はあるが、打撃力は標準並み。一番のネックとされるのは、昨季終盤にスライディングをして右肩を痛めて試合出場が不可能となり、オフに手術。同メディアは「キム・ハソンがここまでストーブリーグで関心を持たれない理由はただ一つだけ。手術した肩の後遺症を計算するのは難しいし、どんな回復力を見せるのか予想できないからだ」と訴える。

キム・ハソンは剛腕代理人のスコット・ボラス氏と契約し、パドレスとの4年契約終了に伴う年俸800万ドル(約12億6400万円)の延長オプションを破棄した上で、FAに踏み切った。

韓国メディア「OSEN」も「誰もが巨額契約の締結を期待していたが、今ではその予想すらも難しくなっている」と失望感を隠せない。

ただ、10日(韓国時間11日)に米国メディア「スポーツ・イラストレイテッド」によると「ボストン・レッドソックスがサンディエゴ・パドレス出身で2800万ドルの価値を持つゴールドグラブFA内野手を迎え入れる可能性が浮上」と報道。これを「OSEN」は早速、報じた上で「キム・ハソンの新しい巣は一体どこなのか…」と気をもんでいるが、どうなるか。

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