ボートレース下関のGⅠ「海響王決定戦 開設70周年記念」が11日に開幕した。
関浩哉(30=群馬)が手にした62号機は「D」評価のエンジン。記念で低調機を引いた選手は、大整備が成功でもしない限り好走は難しいのが定説だが、関は初日2Rで5コースから道中、吉田拡郎、太田和美、原田篤志と競り合っての3着。10Rはインから逃げて1着と好発進を決めた。
「バランスが取れていいと思う。直線は他の人と変わらなくなった。仕上がりは前検より良くなっている」と早々と立て直しに成功した。
昨年はグランプリ初出場を果たし、優勝戦にも駒を進めた。今年に入っても地元・桐生の正月シリーズで準Vと、好調キープ。2025年もさらなる飛躍をスタートを予感させる船出となっている。