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【阪神】中野拓夢 悪夢払拭へ〝岡田流〟験担ぎ「あまりにも去年が良くなかったので…」

東スポWEB 2025年1月12日 5時3分

これも岡田流!? 阪神・中野拓夢内野手(28)が11日に愛知・岡崎市内の岡崎レッドダイヤモンドスタジアムで自主トレを公開した。晴天の中、ダッシュや打撃練習などで約2時間汗を流した。

日本一に輝いた2023年からは一転し、昨季は苦しむ1年となった。2年連続で全試合出場を果たした一方で、打率はプロワーストとなる2割3分2厘。21年にタイトルを獲得した盗塁数もわずか「6」にとどまった。

今オフは昨季の反省を生かして、打撃練習を中心に取り組んでいるという。岡崎での自主トレ初日となった6日には約720球を打ち込み、手のひらには大きなマメもできた。「ちょっと初日から気合が入ってしまって。やりすぎたのはありますが、慣らしていかないといけないので、いいマメができていると思います」。

再起に燃える中野だが、この日のフォトタイムではなぜか昨オフとは別の場所での撮影を希望した。その理由はというと…。中野は「あまりにも去年が良くなかったので、何か変えなきゃと思って。写真にしても去年とは(場所を)変えたいなと。それで何かいいきっかけになればいいかなと思います」と説明。思うようにいかなかった昨年の撮影スポットとはオサラバし、良いシーズンを迎えるための〝験担ぎ〟だったようだ。

験担ぎといえば、岡田彰布顧問(67)も監督時代に行っていたことだ。中でも東京ドームに球場入りした後に喫煙所で一服することをルーティンとしていたが、連敗を喫すると変更。縁起が悪くなってしまった喫煙所には足を運ばず、直接ベンチ裏に向かうようになっていった。

〝岡田流〟ともいうべき中野の験担ぎ。復活を期す今季に向けて、プラスに働けばいいが――。

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