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中居正広 WBC名言「泥だらけのストッパー」使用不可へ 源田壮亮“不倫”も痛手

東スポWEB 2025年1月12日 5時3分

女性トラブルをめぐり中居正広(52)が大ピンチに陥るなか、長年かかわってきた野球の侍ジャパンへの影響が心配されている。特に日本中が歓喜した2023年のWBC(ワールドベースボールクラシック)で、大谷翔平投手に中居が発した〝名言〟はお蔵入りの危機に。さらに西武・源田壮亮内野手(31)の不倫問題も相まって、世界一になった直後の感動の場面も「放送は難しくなった」という。

中居は2023年に女性との間でトラブルを起こして9000万円の解決金を支払ったと昨年12月に報じられた。その後は沈黙を守っていたが、今月9日に公式サイトで謝罪声明を発表。その中で「示談が成立したことにより、今後の芸能活動についても支障なく続けられることになりました」と記したが、現実的には放送休止が相次いだまま。今後復帰できるかどうかも不透明だ。

そうしたなか、心配されるのが侍ジャパンへの影響だ。中居は2013年のWBCから昨年11月の「プレミア12」まで、実に6回にわたって「侍ジャパン公認サポートキャプテン」を務めてきた。中でも日本中を熱狂させたのが23年のWBCだ。

民放関係者は「大谷翔平やダルビッシュ有が出場して、侍ジャパンは世界一になった。次回のWBCは来年3月だから、今年の年末あたりから前回のWBCを振り返る企画が増える。でも常にサポートキャプテンを務めていた中居さんは、カットしなければならない可能性が高い」と指摘した。

23年のWBCで侍ジャパンは、準決勝のメキシコ戦は劣勢からの逆転勝ち。さらに決勝の米国戦でも接戦を制して3―2で勝利した。決勝では9回に大谷が登板。二死から、当時エンゼルスの同僚だったマイク・トラウトを空振り三振に打ち取り、勝利を決めたシーンは今でも名場面として語り継がれている。

この時、テレビ朝日の生中継で中居は最終回にマウンドに向かう大谷について「ユニホームが泥だらけのストッパーというのは初めて見ました」とコメント。この〝泥だらけのストッパー〟は当時、「名言」と称賛された。

ストッパーは本来、最終回に出てくる時が初めて試合に登場する場面となるが、大谷はDHとして最初から試合に出場しているため、打撃や走塁でユニホームに泥が付いている。中居は普通のストッパーならありえない姿を〝泥だらけのストッパー〟と表現したのだ。

しかし同関係者は「いま中居さんが〝泥だらけのストッパー〟と言ったシーンを放送しても、『泥だらけはどっちだよ』と言われる(笑い)。大谷選手にも申し訳ないし、あの名言はお蔵入りになるのでは」と指摘する。

中居の影響だけではない。23年のWBCでは、昨年12月に不倫問題が発覚した源田が右手小指を骨折しながら試合に出場し続け、世界一に貢献。決勝の米国戦終了後には、妻で元乃木坂46の衛藤美彩もグラウンドに出て勝利を祝福した。

「骨折を押して出場した源田のプレーを放送するのは問題ないが、奥さんの姿を映すのは難しい。今後、夫婦でどういう結論を出すのか分からないけど、視聴者に不倫を思い起こさせることになるし…」(同)

また米国戦後のグラウンドでは、中居が大谷にインタビューしている場面もある。普通なら〝歓喜の場〟なのだが、放送するならかなりの編集が必要になりそうだ。

それだけではない。極めつきは、大谷の元通訳で銀行詐欺罪などに問われた水原一平被告もWBCではチームの通訳としてベンチに入っていたのだ。あの歓喜の世界一からわずか2年でここまで状況が変わるとは…。誰も予想ができなかったことは間違いないだろう。

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