イングランド協会(FA)カップ3回戦(11日=日本時間12日)で日本代表MF遠藤航(31)の所属するリバプールは4部アクリントンに4―0で勝利した。遠藤はセンターバック(CB)として先発出場し、好パフォーマンスを披露。プレーヤー・オブ・ザ・マッチにも選出された。
今季公式戦4度目のスタメン。名門クラブでキャプテンマークを巻き、本職ではないCBで出場するも的確なポジショニングなどでDFラインを統率し、後半34分までプレーした。英メディア「THIS IS ANFIELD」は選手採点で遠藤に8点を付けて「CBで必要とされ、ビジターチームがハーフラインを越えて、前進してきたとき、多くの場合でうまく対応した」などと高く評価した。
地元メディア「リバプール・コム」は遠藤を7点とし「スピードはそれほど速くないが、ポジショニングでそれを補っている。経験豊富な日本代表選手がセンターバックで堅実なパフォーマンスを見せた。そこでも(CB)好成績を収めており、将来的に選択肢になるかもしれない」と指摘。CBは臨時起用とみられている中、本格転向する可能性もあるという。
最近はCBとして高評価を得ている遠藤について、SNSやネット上では「まさにプロフェッショナルの流儀だね」「マジでセンターバック遠藤航結構よいなあ。森保さん代表でもやろうやー」「日本代表でも冨安、谷口の不在時に3バックのセンターをやらせれば安定してハマる気がする」との意見が出ていた。