西武・源田壮亮内野手（３１）が１２日、昨年暮れに週刊文春が報じた一連の不倫騒動に関する謝罪会見を行った。
午前９時、ベルーナドームに隣接する球団施設の駐車場で源田は騒動後、初めて報道陣に対応した。 開口一番「この一連の件でたくさんの方にご迷惑をおかけいたしました。家族を裏切ってしまい、野球界やライオンズファンの方々も裏切ってしまいまして本当に申し訳ございません」と関係各方面に謝罪した。
続けて「先程、インスタグラムにも書かせていただいたのですが、しっかり失った信頼を取り返せるように今後、ライオンズのために野球を真摯に取り組んでいきたいと思います」と神妙な面持ちで言葉をつないだ。
文春報道を事実と認めた源田は「いろんな方に対して申し訳ないという気持ちと、なんとか野球で取り返していくしかないと思っていますので、そういった気持ちで練習はしていました」と報道が出て以降の心境を振り返った。
そして「キャプテンもやらせていただきましたし（ＷＢＣ、プレミア１２など日本）代表にも選んでいただきましたし、野球選手としてということもありますけど、やはり人として信頼していただいていたので、そういった信頼を全て裏切ってしまった」と今回の騒動で失ってしまったものの大きさに言及した。
ファンに対しては「もしかしたらこれでライオンズのことが嫌いになってしまったファンの人もいるかもしれないですし、本当に今まで応援してくれたファンの方に対して本当に申し訳ない。そういう気持ちしかない。時間がどれだけ掛かるか分からないですけど、何とか野球でまた応援していただけるように頑張っていかないといけない」と信頼回復への覚悟も語っていた。
今回の騒動は昨年１２月末、週刊文春が銀座の高級クラブで働く２０代女性と１年弱、不倫関係にあり、昨年１１月のプレミア１２の台湾ラウンド中に不倫相手を現地に呼び寄せるなどの密会が報じられていた。源田は２０１９年に同じ大分県出身で、元乃木坂４６の衛藤美彩と結婚。おしどり夫婦として２児にも恵まれている中で起こったもので、大きな波紋が広がっていた。