TBS系「サンデー・ジャポン」が12日に放送され、タレントの中居正広の女性トラブルについて報じた。
中居は2023年6月頃に女性との間でトラブルが発生し、代理人を通じて9000万円を解決金として支払ったことが一部週刊誌に報じられた。これを受けた中居は9日、公式ホームページでトラブルを認めて謝罪。「示談が成立したことにより、今後の芸能活動についても支障なく続けられることになりました」などと記した。
番組では、中居の発表したコメントを中心に、弁護士やコメンテーターたちがそれぞれの見解を示した。またMCの「爆笑問題」太田光は、週刊誌が各業界のトラブルの〝窓口〟になっている現状や、他国と比較して日本の司法や裁判所の人権意識は低い傾向にあることなどを指摘。途中にCMを挟みながら、サンジャポでは約30分、この問題を扱った。
最後に、番組アシスタントで同局の良原安美アナウンサーは「この件について、私たちJNNは取材を続け、当事者の女性の人権、プライバシーや示談となっている点などにも十分に配慮した上で報じるべき事実があればお伝えしてまいります」と添えた。