バレーボールの全日本高校選手権最終日(12日、東京体育館)で女子の頂点に立った共栄学園の主将・秋本美空(3年=共栄学園)に、ファンから日本代表入りを期待する声が上がっている。
この日の決勝では前回大会準優勝の下北沢成徳と対戦。昨年11月の東京都予選で敗れた相手とのリベンジマッチは、12年ロンドン五輪銅メダルメンバー・大友愛氏を母に持つ秋本が圧巻のパフォーマンスを見せた。184センチの身長を生かした強烈なスパイクで攻撃陣をけん引。チームは3―0のストレート勝ちを収め、19大会ぶり3度目の優勝を飾った。
準決勝後に「自分たちが絶対に優勝したい」と語っていた中で、見事に有言実行。スタンドで娘の雄姿を見守った大友氏の目には涙が光っていた。秋本は母に向かって「日本一とったぞ~!」と声を弾ませ、将来の日本代表入りにも意欲を示した。
早くもファンからは「即日本代表に入れなさい」「日本代表のエースになれるポテンシャルある」「こういう子が日本代表や世界で活躍していく子なんだなと胸が熱くなります」「これが日本代表なんだと改めて思い知らされました」など称賛が相次いでいる。