F1レッドブルのクリスチャン・ホーナー代表が、エースドライバー、マックス・フェルスタッペン(27)のF1キャリアについて言及した。
F1ドライバーズタイトル4連覇中のフェルスタッペンは今季、ミハエル・シューマッハ氏が保持するF1記録(5連覇)に並ぶことが期待されている。
そんな中、オランダメディア「レーシングニュース365」によると、ホーナー代表は、かねてフェルスタッペンが40代までF1を続けないと示唆したことを踏まえ「マックスは自分の考えを持っている。私が彼と話した限りでは、フェルナンド(・アロンソ)やルイス(・ハミルトン)のように、15年後も、この業界に居続けるつもりはないのは明らかだ」と語った。
続けて「F1を取り巻く騒々しさやサーカス的な要素のいくつかは、彼にとって心地よいものではない。自分がやっていることで楽しさを得られる限り続けるだろうが、その楽しみが失われた途端に『来年はGTを走るつもりだ』と言い出すだけの強固な性格と、個性を備えている」との見解を示した。
場合によっては早期の〝電撃引退〟もあり得るというわけだが、遅くとも40歳になる前の2036年にはF1ドライバーをやめているのは確実だろう。レッドブルとの契約は28年までだけに、同代表は「彼が我々のドライバーであることに非常に感謝している。できれば今後もずっと、少なくとも28年まではそうあり続けてほしいが、水晶玉を持っている者はいない」。
今後はあらゆることが起きる可能性を示唆した。